以前から当サイトで注目しているデザインツール「STUDIO」を開発・運営するSTUDIO株式会社が新たに資金調達を行いました。

そこで今回実施した資金調達の詳細と、改めてSTUDIOとはどんなデザインツールなのかご紹介したいと思います。

STUDIOとは

STUDIOは、ドラッグ&ドロップでデザイン制作が行える、次世代デザインツールです。

TechCrunchの記事によるとユーザー数は1万人を超えており、海外ユーザーの比率は60%を超えているようです。

STUDIOは他のデザインツールと違ってコーディングやプログラミングを行うのと近い感覚でデザインを制作することができます。例えば四角形のパーツを作るような場合にSketchと比べてみると、下記のような違いがあります。(テキストだと伝わりきらないかもしれません。気になる方は実際に試してみてください…!)

Sketchの場合
要素のX座標、Y座標、幅、高さの数字を調整することによってパーツの配置や大きさを調整する
STUDIOの場合
パーツを配置するレイヤーの並び順で大まかな位置を決め、marginやpadding、alignなどを調整することによってサイズや細かい位置を調整する

現状、SketchやAdobe XDと比べると機能や操作性の面で負けているかもしれませんが、ツールとしてのアイディアや、UI/UXがとても優れていて、今後ぜひとも注目したいデザインツールの1つです。

STUDIOについてもっと知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

STUDIOの資金調達

デザインツール「STUDIO」を開発・運用するSTUDIO株式会社が、2017年10月4日にシードラウンドで新たに5000万円の資金調達を行いました。今回の資金調達により、開発体制を強化して世界でのシェア獲得を目指していくとのこと。

これからさらに速度を上げて開発を進めていくと見られています。いつかSTUDIOが他のデザインツールを追い抜いて世界で使われるツールとなる日が来るかもしれませんね!

まとめ

STUDIOのアップデートが待ち遠しいなと思って検索してみたら、資金調達の記事を見つけて驚いて記事にしてしまいました。

最近改めて色々とUIデザインツールを試していますが、やはりSketchの使いやすさは他のツールと比べると頭1つ抜け出していますね。Adobe XDやSTUDIOのようなライバルがアップデートをリリースすることで、デザインツール業界がもっと盛り上がり、様々な機能の追加や使いやすさの改善が進むといいなーと思っています。