毎年12月に翌年のテーマカラーを発表しているパントン(PANTONE)が2019年のカラーオブザイヤーを発表しました。

2019年のテーマカラーは「Living Coral」と呼ばれる鮮やかなピンク色です。今回は、Living Coralの特徴やカラーパレットなどをご紹介していきます。

2019年のテーマカラーはLiving Coral

毎年、その年のテーマカラーとなる「カラーオブザイヤー」を発表しているパントン(PANTONE)が2019年のテーマカラーを「Living Coral(リビングコーラル)」だと発表しました。コーラルとは、海から取れる珊瑚(サンゴ)のことで、海の中の青色の世界に鮮やかな色をもたらすサンゴのようなピンク色が特徴的なカラーです。

カラーコードは「#FF6F61」です。

ブライトカラーに当たるLiving Coralの鮮やかなピンク色は、デザインの中に活気を与え、明るい印象のデザインに仕上げることができます。

Living Coralを使ったカラーパレット

パントンのWebサイトでは、Living Coralを使ったカラーパレットがいくつか紹介されています。

FOCAL POINT

落ち着いた配色の中に鮮やかなLiving Coralが使われているカラーパレットです。Living Coralがいいアクセントとして映えるような組み合わせですね。

SHIMMERING SUNSET

Living Coralの同系色でまとめられているカラーパレットです。楽しさや暖かさを感じさせる配色が、前向きで親しみやすい印象をもたらします。

SYMPATICO

こちらもLiving Coralの同系色でまとめられているカラーパレットですが、SHIMMERING SUNSETよりも少し落ち着いた印象でまとめられています。世界中の人々の肌の色に近い色を使ったこのカラーパレットは、健康的な印象をもたらします。

TRIPPY

彩度の高い色作られているこのカラーパレットは、Living Coralと他の色のハーモニーが楽しさを生み出します。活発で、自発性を感じさせるような配色となっています。

UNDER THE SEA

UNDER THE SEAという名前の通り、海の中で生き生きとしている魚やサンゴ礁をイメージさせるカラーパレットです。とてもポップで楽しげな印象の配色となっています。

PANTONEの公式サイトはこちら↓

まとめ

2018年のUltra Violetは、比較的落ち着いた魅力的なカラーでしたが、2019年のLiving Coralは活発で明るいカラーが選ばれました。

配色はデザインの中でも重要な要素の1つで、配色によってデザインの印象が大きく左右されるため、コンセプトに基づいて使用する色を決めていくことが重要です。

下記の記事を参考にして、配色についての知識を深めてみてはいかがですか?