シャーベットカラー・シャーベットトーン


シャーベットカラーとは、その名の通りシャーベットのような明るくて清涼感のある淡い色味のことを指します。2012年の春夏とトレンドカラーとなり、ファッション業界などで大きく取り扱われました。

シャーベットカラーを取り入れたデザインはとても柔らかい印象となり、優しい雰囲気のデザインを作りやすくなります。

パステルカラー・パステルトーン


パステルカラーは、パステルに使われるような中間色の色味のことです。明確な違いはありませんがシャーベットカラーよりも少しだけ濃い色味として扱われています。

シャーベットカラーより濃いとはいえ、色の中ではかなり淡い色のカテゴリに属するためシャーベットカラー同様に優しく柔らかな印象を演出することができます。

マカロンカラー


マカロンカラーは、パステルカラーよりもさらに色を濃くした色味のことを指します。マカロンを見ると分かりますが、純色ほどは濃くないものの、はっきりとしながらも優しい雰囲気の色味が多く、デザインに取り入れやすいカラーが多いですね。

マカロンカラーは、シャーベットカラーやパステルカラーのような柔らかさと、ビビッドカラーのような元気さやポップさの両方のイメージを持つ色だと言えます。

ブライトカラー


ブライトカラーは、純色に少しだけ白みを加えた色のことを指します。純色であるビビッドカラーよりも少しだけ丸い印象になるので、ビビッドカラーを使って主張が強すぎると思ったらこのブライトカラーを使ってみるといいでしょう。

ブライトカラーは色味がとてもはっきりしているので、デザインの中でも重要な要素に使われたり、ボタンに使われたりすることが多いですね。デザイン全体にブライトカラーを使用するというよりも、アクセントとしてポイントで利用すると優れたデザインになりやすいです。

ビビッドカラー


ビビッドカラーは純色そのままの、はっきりとした色味のことを指します。ビビッドカラーを使うとポップで元気な印象のデザインに仕上げることができます。

ビビッドカラーをメインカラーにすると、色の印象が強く主張の強いデザインになってしまうのでテクニックが必要になりますが、上手く仕上げると個性的でポップなデザインに仕上げることができます。ビビッドカラーを組み合わせて使うことによって、カラフルなデザインとなってよりポップさが強調されます。

その他の色

ペールトーン・ペールカラー


「ペール」は「淡い」という意味で、その通り淡い色のことを指します。シャーベットカラーくらい淡い色を意味して使われることが多いですが、シャーベットカラーやパステルカラー、マカロンカラーを総称して使うこともあるようです。

まとめ

上記のご説明を読んだ上でトップの画像を見てみると、色の違いがよく分かると思います。

微妙な色のトーンの違いがデザイン全体の雰囲気を大きく左右することになるので、改めて色味を意識してデザインに取り組んでみてはいかがでしょうか。

配色で役立つツールもこちらでご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!