Webデザインを勉強したての頃は色々と本を読んで勉強していたけど、実際にWebデザイナーとして働き始めたらあまり本を読まなくなったという方も多いのではないでしょうか。

デザインのトレンドは常に変化していくため、できるだけ多くの情報を集めるように心がけないと、トレンドについていけなくなってしまいます。書籍というのは、まとまった情報を得るには最適な媒体で、Web上で情報を得る場合よりもしっかりとした知識を身につけることができますね。

こちらの記事では、筆者が読んだ本の中で、Webデザイナーの方やWebデザインを勉強している方におすすめの書籍をご紹介しています。おすすめの本ばかりなので、ぜひ参考にしてください!

2019年3月

1冊ですべて身につくHTML&CSSとWebデザイン入門講座

Webデザイナーに知らない人はいないであろう「Webクリエイターボックス」の運営者であるManaさんが書かれたWebデザインの入門書籍です。

いきなりHTMLとCSSの説明を始めるのではなく、Webデザインに関する基本知識や制作の流れ、Webサイトが表示される仕組みなどが紹介されていて、Webデザインの入門書としてふさわしい一冊になっています。

HTMLとCSSについても初心者の方向けに分かりやすく説明されているので、初めてWebデザインの勉強をする人にとてもおすすめです。

UIデザイン みんなで考え、カイゼンする。

タイトルに「UIデザイン」と入っていて、レイアウトやデザインに関する情報が書かれている本かと思うかもしれませんが、「チームでデザインを作りあげる」ために必要な考え方やワークフローについて書かれている書籍です。

UIデザインに対する取り組み方から、プロトタイプを作ることの重要性、ユーザーリサーチやデザインシステムなど「UIデザインを作る上で大切なこと」がより広い視点で紹介されています。

デザイナーだけでなく、プロダクトオーナーやエンジニア・コーダーなど色々な職種の人に読んでもらいたい一冊ですね。

レイアウト・デザインの教科書

レイアウトデザインに関する情報がたくさん詰まっている一冊です。基本的なレイアウトのテクニックから、応用的なものまで幅広く紹介されていて、この本を何度も読み込むことでレイアウトデザインの引き出しを増やすことができるでしょう。

余談ですが、この書籍の中のコラムの1つに「優れたデザイナーはデザインのコレクター」というコラムがあります。デザインの上級者であるほど、他の事例を参考にしてデザインしていくのに対し、初心者であるほどいきなりデザイン制作に取り掛かりがちです。

まずはデザインに関する基本知識を身に付け、その上で他の事例を参考にしてデザインの引き出しを増やしていくことがデザイン制作の上達への近道ですね。

2019年2月

ほんとに、フォント。

昨年発売された「けっきょく、よはく。」を書いた大阪のデザイン事務所が新しく発売した書籍が「ほんとに、フォント。」です。

フォントに関する本かと思うかもしれませんが、レイアウトや配色など、デザインの基本に関する知識を広く身につけられる書籍になっています。

もちろん、テーマやレイアウトごとに相性のいいフォントもたくさん紹介されているので、フォントについて勉強したい人にはぴったりの一冊です。

今すぐ使えるCSSレシピブック

中級者〜上級者向けの様々なCSSテクニックが紹介されている書籍です。初心者がいきなり読むと内容をほとんど理解できないかもしれませんが、一通りCSSを思い通りに扱えるような人にとっては色々な発見が見つかるはずです。

セレクタやレイアウト、CSSによるシェイプの作成などかなり高度なCSSのテクニックを学びたい人にはとてもおすすめです。

2019年1月

あるあるデザイン

今まで名前が無かったレイアウトデザインによく見かけられる手法に「あるあるフレーズ」を付けて1冊にまとめられている書籍です。

書籍の中で紹介されている事例は印刷物がメインになっていますが、Webやアプリなどのデジタルプロダクトのデザインにも役立つアイデアがたくさん詰まっています。

レイアウトやデザインで困った時にこの本をパラパラと読んでみると、優れたアイデアが思いつくかもしれませんね。

Design Systems

デザインシステムの基本的な知識から、具体的な実践方法まで深く学ぶことができる書籍です。

チームでデザイン制作を行っている場合や、大規模なプロダクトやサービスのデザインを行う場合にデザインシステムを取り入れると様々なメリットがあります。

ブレーン2019年2月号 話題のクリエイティブ、企画書・プレゼン大公開

実際にクリエイティブ制作の現場で使用された企画書やプレゼン資料が掲載されています。普段あまり目にする機会が無いものなので、興味のある人はぜひ読んでみてください。

今ならKindleUnlimitedに登録していると無料で読むことができます(2019年1月現在)。

本当によくわかるHTML&CSSの教科書

2018年9月に発売された、HTMLとCSSを使ってWebサイトを作る方法を1から学びたい初心者向けの書籍です。

Webサイトを公開するまでの手順も分かりやすく説明されているので、初心者の人が初めてWebサイトを作る時にとても役立つと思います。

2018年10月

【新板】UI GRAPHICS

2015年に発売された「UI GRAPHICS」という書籍が発売され、一躍話題になりました。この書籍は、2018年現在の環境や技術、トレンドなどを元に改訂された内容となっています。

小手先のデザイン手法ではなく、考え方や背景からしっかりとデザインの知識を身につけられるため、デザインの初心者はもちろん、デザイナーとして働いている人にもぜひ読んでいただきたいおすすめの書籍です。

少し難しく感じてしまうかもしれませんが、とても参考になる情報が詰まっている一冊なので、ぜひ手にとってみてください。

世界一わかりやすいIllustrator & Photoshop & XD Webデザインの教科書

Illustrator、Photoshop、Adobe XDというUIデザイナーにとっては欠かせない3つのツールの使い方が一冊にまとまった書籍です。これからWebデザイナーを目指したいという方におすすめです。

それぞれのツールの基本的な使い方はもちろん、それらのツールを組み合わせて使う方法なども紹介されており、ワークフローの見直しにも役立ちます。

2018年9月

世界一わかりやすいIllustrator & Photoshop & XD Webデザインの教科書

これまでIllustratorとPhotoshopが一緒に説明されている解説書は多くありましたが、Adobe XDも合わせて解説された書籍が登場しました。

Webデザインの現場では、UIデザインツールを使用することが一般的になってきていて、Adobe CCに登録していれば無料ですべての機能が利用できるAdobe XDは多くの人に利用されています。

これからWebデザインの勉強を始めるという方は、Photoshop、Illustrator、Adobe XDの3つのツールを使えるようになっておくと、色々な場面で役立ちます。

配色デザイン インスピレーションブック

様々な観点で参考になる配色が紹介されている書籍です。配色が変わるとデザインの印象もガラッと変わるので、配色をマスターすることでより目的に合ったイメージのデザインを制作することができるようになります。

Webデザインに限らず、様々な制作物の配色の参考にすることができます。

Vue.js入門

最近では、Webデザイナーでもフロントエンドのフレームワークを扱う人が増えてきています。Vue.jsは、様々なフロントエンドフレームワークの中でもとても人気が高く、色々なサービスがVue.jsを使って作られるようになってきています。

技術に強いWebデザイナーを目指したいという方は、Vue.jsのスキルを身に付けておくと仕事の幅が広がるかもしれません。

Nuxt.jsビギナーズガイド

Nuxt.jsは、Vue.jsをベースとしたフレームワークで、Vue.jsと同様に実際のサービスで使われる機会が増えてきている人気のフレームワークです。

Vue.jsよりもさらにプログラミング的な知識や技術が必要となりますが、サーバーサイドレンダリングなどNuxt.jsの優れたポイントはとても多いです。

Webデザイナーというよりは、Webのフロントエンドエンジニアを目指している方はNuxt.jsの使い方を覚えておくことをおすすめします。

2018年8月

[買わせる]の心理学 消費者の心を動かすデザインの技法61

心理学をUIデザインに活用するための61の技法が紹介されている書籍。心理学をデザインに取り入れることによって、根拠に基づいた、説明が付くデザインを作成できるようになります。

自分で作ったデザインの説明が苦手という方は、ぜひこの書籍を読んでロジカルで説得力のあるデザイン制作を身に付けましょう。

2万回のA/Bテストからわかった 支持されるWebデザイン事例集

実際に公開されているWebサイトで実施したA/Bテストの結果を元に、異なる2つのデザインのどちらがコンバージョンに繋がったのかの事例が紹介されている書籍です。

中々知ることのできない、実際に公開されたWebサイトのA/Bテストの結果を知ることができるだけでも貴重な情報ですが、A案とB案に差が付いた理由についても補足情報として紹介されているので、デザイン制作において気をつけるポイントを学ぶことができます。

CSSグリッドレイアウト デザインブック

様々な作例を通して、CSSグリッドによるレイアウトの作り方を学べる書籍です。CSSグリッドの使い方がメインに書かれているため、CSSグリッドをこれから勉強するという方にはおすすめです。

本の内容としては、下記の4つのレイアウトの作り方について順を追って説明される形で構成されています。

  • 雑誌風レイアウト
  • フライヤー風レイアウト
  • 画像をメインにしたレイアウト
  • ナビゲーション

初心者には少し難しい内容となっており、HTMLとCSSは一通り使える方がターゲットとなっています。この本の内容を理解することができれば、CSSグリッドは自在に扱えるようになるでしょう。


2018年7月

けっきょく、よはく。

「デザインは余白が9割」と表紙に書かれている通り、「余白」をキーワードに、主にレイアウトについて幅広く紹介されている書籍です。主に紙のデザインが中心となっていますが、もちろんWebデザインに応用できるテクニックや知識ばかりで、とても参考になります。具体的な例を取り上げて「OKなデザイン」と、「NGなデザイン」について説明が進んでいくので、どういう視点でデザインを考えれば良いのかという視点が身につくのではないでしょうか。また、配色やフォントなど、テーマに合わせたおすすめのスタイルも紹介しているので、ぜひ一度読んでみてはいかがでしょうか。

デザインの基本ノート

タイトルに「基本ノート」とある通り、まさにデザインの基本が詰め込まれた一冊で、デザインの基本から、仕事を受注した時のフローまで幅広く紹介されているデザイナー向けの書籍です。Webデザイナーに限らず、これからフリーでデザイナーをやっていきたいという人はもちろん、会社でデザイナーとして働いている人も基本を振り返るのにピッタリの一冊です。

また、デザイナーではない方がこれからデザインを勉強しよう!という場合にもおすすめです。

2018年3月

Webデザインのロジック

Webサイトがどのような目的や考えの元で作られているのか、具体的な事例を通して紹介されている書籍です。実際に公開されているWebサイトの狙いやコンセプトが公開されることはあまり多くないので、このようにまとめて紹介されている書籍はとても貴重な本だと感じました。これからWebデザイナーを目指すという方はもちろん、すでにWebデザイナーとして活躍されている方も、目を通してみれば色々と参考になる情報が見つかるのではないでしょうか。

ロゴデザインのロジック

こちらは、上記でご紹介した「Webデザインのロジック」と同じシリーズのロゴデザインに関する書籍です。実際の企業や商品のロゴデザインについて狙いやコンセプトが紹介されているので、とても参考になります。

Webポートフォリオ・デザインブック

クリエイターの人向けに、ポートフォリオの作り方が紹介されている書籍です。ポートフォリオサイトの魅せ方やデザインの決め方から、実際にポートフォリオを公開するために使えるツールなどが紹介されています。本の最後のチャプターでは、実際に公開されているおすすめのポートフォリオサイトがギャラリー形式で紹介されているので、ポートフォリオをこれから作るという人は一度読んでおくと良いですね。

クリエイティブ・マインドセット

創造力=クリエイティビティに対する自信の持ち方について様々な角度から紹介されている本です。少し前に発売された本ですが、自分がクリエイティブではないと思っている人にはぜひ読んでいただきたい一冊です。「絵を書くのは苦手なので…」というように、ある種のコンプレックスを感じてしまっているような人は、この本を読めば世界が見違えるかもしれません。

2018年2月

Webデザイン、これからどうなるの?


2017年に発売された「Webサイト、これからどうなるの?」という本が素晴らしい本だったので、同じシリーズのこちらの本を見つけてすぐに購入して読んでみました。

最新のWebデザインの情報と、これからの動向について詳しく紹介されています
チャットUIやWebVRなど、これからWebデザインの当たり前になっていくかもしれないトレンドから、レスポンシブデザインやパララックスのようなすでに一般的になっているデザイン手法の最新情報など、役立つ情報がぎっしりと詰まった1冊です。

「Webサイト、これからどうなるの?」もまだ読んだことが無い方はぜひ読んでみて下さい。

UXと理論で作るWebデザイン


こちらはKindle Unlimitedで読むことができたので読んでみましたが、最近良く話題になる「デザイン思考」であったり、あまり耳にすることもない方も多いと思われる「インフォメーションアーキテクチャ(情報設計)」について分かりやすく紹介されている書籍です。

有名サービスのUXが具体例で紹介されていたり、問題形式で読む人に考えさせるなど、この本自体のUXもとても良くできている印象です。

Kindle UnlimitedはAmazonが提供する本の読み放題サービスで、一昔前はあまりいい本が公開されている印象がありませんでしたが、最近では読みたい本も多く登場していますね。

参考までに、Kindle Unlimitedで読むことができる書籍をご紹介しておきます。

数冊読んで気に入らなければ退会すれば損をすることはありません。この機会に登録してみてはいかがでしょうか。

フラットデザインの基本ルール

↓の記事を書くときに、改めてフラットデザインについて学ぶために読んだ本です。

フラットデザインが登場した歴史、フラットデザインの基本、フラットデザインを美しくデザインする方法など、フラットデザインに関する情報が詰まった一冊です。具体的なデザイン手法に関する書籍は珍しいですが、しっかりと読み込めば必ずWebデザインのレベルアップにつながることは間違いありません。

配色アイデア手帖 めくって見つける新しいデザインの本

こちらも最近出版された本ですが、これまでの配色に関する書籍とは一味違って、テーマごとに細かい色の説明が行われていて、改めて勉強になりました。全体的にカラフルな配色が多く紹介されていて、読んでいると早くデザインに取り入れたいという気持ちになりました。

近年デザインにオリジナリティを出していくことがより重要になってきており、配色もオリジナリティを演出するための1つの手法となります。あまり配色にこだわってこなかった方も、ぜひ配色について改めて勉強すると、思わぬ発見があるかもしれませんよ。

デザイン組織のつくりかた

こちらはこれまでの書籍とは一味違って、組織におけるデザインチームの在り方と目指すべき姿について書かれている書籍です。デザインに関する海外の書籍が翻訳される事自体が珍しいですが、それだけデザイナーが読むべき本であるということでしょう。

企業に勤めているデザイナーの方や、チームで制作している方は、ぜひ一度目を通しておきたいですね。

まとめ

デザインに関する本を読むと、それまでは思いつかなかったようなアイデアが浮かんできたり、デザインの幅と奥行きが広がっていく感じがしますね。

一度読んだ本でも、時間を空けて改めて読むことで、新しい発見が得られることもしばしばあります。

あまり普段書籍から情報収集を行っていない方も、時間を見つけてお気に入りの本を探してみてください。

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