コードを書かずにオリジナルデザインのWebサイトを公開することができる「STUDIO」がモリサワが提供する「TypeSquare」を正式導入し、500種類以上のフォントがなんと無料で利用できるようになりました。

今回はアップデートの詳細をご紹介していきたいと思います。

STUDIOとは

STUDIOとは、コードを書かずにオリジナルデザインのWebサイトを公開することができる日本生まれのサービスです。

2018年に正式リリースされたSTUDIOですが、ユーザー数が急増していて初心者でも簡単にWebサイトを作ることができるため、多くの注目を集めています。

当サイトでも、これまでにSTUDIOの新機能やリリースなどをご紹介しています。まだSTUDIOをよく知らない方はまずこちらの記事をご覧ください。

STUDIOの新機能

STUDIOを運営しているSTUDIO株式会社は2019年4月に設立3周年を迎え、サービスとしてのクオリティもどんどん高まってきています。そして、3周年と同時に2019年4月のアップデート下記の機能が追加されました。

  • TypeSquareを正式導入
  • 縦書きに対応

TypeSquareを正式導入

TypeSquareは、モリサワフォントでお馴染みの株式会社モリサワが提供するWebフォントサービスです。通常であれば、費用を払わないと使うことのできないTypeSquareですが、なんとSTUDIOでは無料でTypeSquareのフォントを使用する事が可能です。

STUDIOはこれまでもGoogle Fontsに対応しており、英語や数字に関しては様々なフォントの中から好きなものを選んで使用することができていましたが、今回TypeSquareに対応したことによって日本語フォントの幅が大幅に広がり、さらに幅広いデザインを作成することができるようになっています。

縦書きに対応

今回のアップデートでSTUDIOがテキストの縦書きに対応しました。ミニマルデザインで明朝体のフォントを縦書きに配置すると、落ち着いていて洗練された印象のデザインのWebサイトを作ることができますね。

こちらもTypeSquareのフォントを使用することによってフォントの違いによる微かなイメージや雰囲気もとことんこだわることができるようになっています。

TypeSquareフォントの使い方

STUDIOでTypeSquareのフォントを利用したい場合は、テキストを入力してフォント設定から簡単に変更することができます。

書体ごとにまとまっているので、イメージに合ったフォントを探しやすいですね。

これからもSTUDIOから目が離せない

STUDIOはどんどんアップデートを重ねており、さらに魅力的なWebサイト作成ツール、そしてデザインツールとして存在感を増してきています。

Webデザイナーの間でも、STUDIOを使ったWebサイト制作が広まりつつあり、もしかすると数年後にはHTMLやCSSを使ってWebデザインを行うよりも、STUDIOのようにデザインツールで作成したWebサイトをそのまま公開するようなスタイルが主流になっているかもしれませんね。

無料プランも用意されているので、まだSTUDIOを試したことが無い方は、ぜひ一度使ってみてください。