検索結果の上位表示を狙うためにはドメインパワーの強さが必要となります。

ドメインパワーを高くするためのポイントを意識しながらサイトを運営することで、ドメインパワーは徐々に高めていくことができます。

今回は、ドメインパワーについての説明と、ドメインパワーを高めるための具体的な方法についてご紹介したいと思います。

ドメインパワーとは

ドメインパワーとは、その名前の通りドメインの持つ力のことを言います。

例えば2つのサイトが全く同じ内容の記事を公開したとしても、ドメインパワーが高いサイトほど、検索結果の上位に表示されやすくなります。

サイトを公開したての頃はドメインパワーがほとんど無いため、記事を公開してもなかなか検索上位に表示されず、アクセスを集めることができません。

しかし、ドメインパワーは運用の努力によって高くしていくことができます。

色々なSEO対策がありますが、ドメインパワーはその中でもとても重要なものなので、ドメインパワーを高める方法をしっかりと理解した上でサイトを運営することが大事です。

ドメインパワーに影響するもの

ドメインパワーは下記の6つの指標によって左右すると言われています。

  1. ドメインの運用年数(ドメインエイジ)
  2. アクセス数
  3. 記事数
  4. 更新頻度
  5. 滞在時間
  6. 直帰率
  7. 外部からの被リンク

それぞれについて簡単に説明していきます。

1. ドメインの運用年数(ドメインエイジ)
そのドメインを使ってサイトを公開してからどのくらいの期間が経っているかという指標です。一般的にこの期間が長いほどドメインパワーが高くなります。
2. アクセス数
アクセス数が高いほどドメインパワーが高くなります
3. 記事数
記事数を増やすと、コンテンツが充実しているサイトだと認識されるため、ドメインパワーが高くなります。
4. 更新頻度
更新頻度が高いほど、運営に力が入っているサイトだと認識されるため、ドメインパワーが高くなります。
5. 滞在時間
ユーザーがサイトに訪れてから離脱してしまうまでの時間です。滞在時間が長いほど、ユーザーが求めている情報が載っているページだと認識されるため、ドメインパワーが高くなります。
6. 直帰率
直帰率は1ページしか見ないでサイトから離脱してしまう割合のことを指します。直帰率が低いほど、ユーザーのニーズにマッチしているページだと認識されるため、ドメインパワーが高くなります。
7. 外部からの被リンク
外部からの被リンクが多いと、人気のあるページだと認識されるため、ドメインパワーが高くなります。

サイトのドメインパワーを確認する


サイトのドメインパワーは”MOZ”というサイトで確認することができます。

URLを入力するとそのサイトのドメインパワーを数字で表示されるので、ご自身のサイトのドメインパワーをチェックしてみてください。

MOZ

ドメインパワーを高める方法

では、ドメインパワーを高めるための具体的な方法をご説明していきます。

質の高いコンテンツを増やす

質の高いコンテンツはどういうことかというと、アクセスした人にとって有益なページのことです。

ページにアクセスしている人は、何か目的を持ってサイトにアクセスしています。

その人達の求めている情報や、気になっていることへの答えがしっかりと掲載されているページであれば、それはその人達にとって有益なページであり、質の高いコンテンツとういことになります。

そうすることで、アクセス数、滞在時間、直帰率などが改善され、ドメインパワーが高くなります。

検索キーワードから、ユーザーの潜在ニーズを考えてみて、役立つ情報をたくさん掲載するようにしましょう。

文字数を増やす

文字数はドメインパワーを高めるために重要な要素です。一般的に、記事であれば最低でも1000文字以上書くことが大事だと言われています。

趣味のブログなどであれば1000文字書くことはなかなか難しいかもしれませんが、SEOのことを考えると1000文字は書いてある方が効果的です。

文字数が多くなるほど、情報量の多いページとなるため滞在時間が長くなり、ドメインパワーの上昇へと影響します。

記事を書き始める前に、タイトルや見出しの構成などを考えてみて1000文字以上書けるテーマかどうか、一度確認するクセをつけましょう。

内部リンクを張る

内部リンクとは、同じサイト内の記事同士で張るリンクのことを言います。

内部リンクを張ることで、記事同士の関連性が分かりやすくなるだけではなく、ユーザーの回遊性が高まるためページビュー数アップに繋がります。

そうすることで滞在時間や直帰率に改善が見られ、ドメインパワーが高めることができます。

回遊性を高める

回遊性を高めるというのは、同じサイト内で多くのページを開いてもらえるようにするということです。

記事の下に関連記事を掲載したり、色々な記事へと誘導するページを作るといった方法で回遊性を高くすることができます。

回遊性が高くなると直帰率の改善につながる他、滞在時間やアクセス数などが改善され、ドメインパワーが高くなります。

サイトのデザインを改善する

サイトのデザインを改善することも、ドメインパワーを高くするためには必要になります。

例えばデザインが本当に酷いサイトだった場合、アクセスしても記事を読む前に離脱してしまうかもしれません。

ページの読みやすさ、関連記事リンクのデザイン、重要なテキストを強調するためのデザインなど、細かなポイントを改善していくことで、直帰率、滞在時間などが改善され、ドメインパワーを高めるのに影響してきます。

画像や動画をうまく活用する

テキストばかりのページでは、ユーザーに読みたいと思ってもらうことができません。

より分かりやすくページを見せるために、画像や動画を適度に挿入するようにしましょう。

特に動画は滞在時間の大幅アップが見込めるので、使い方によっては大きな効果を発揮します。

まとめ

ドメインパワーを高める方法と言っても、実は基本的なSEO対策の方法と根本的には変わりません。

ドメインパワー以外のSEO対策の方法を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

ドメインパワーの上げ方やSEO対策に関しては色々なサイトで紹介されていますが、結局はアクセスにとって有益なコンテンツを充実させることによって、SEO対策にもなり、ドメインパワーの上昇にも繋がります。

小手先のSEO対策を行うのではなく、ユーザーのことを第一に考えたサイトを作るということが一番の近道なのかもしれません。