UI/UXはデザイン制作を行う上で必ず考えなければならない要素の1つです。ちょっとした違いがKPIに大きく影響するため、サービスの命運を左右する可能性も有りえます。
今回は、有名サービスの初回アクセス時のフローにおけるUI/UXについて解説されている「User Onboarding」というWebサイトについてご紹介したいと思います。
User Onboardingとは
User Onboardingは、WebサービスやアプリのUI/UXについて学ぶことができるサービスです。DropboxやApple Music、Huluなど有名サービスの初回アクセス時、新規登録時のフローについて様々な観点から評価し、良い点と悪い点がそれぞれ説明されています。
初回アクセスの時のフローは、ユーザーに使い方を分かってもらったり、ユーザー登録をしてもらったり色々な要素を詰め込まなければなりませんが、フロー長くなりすぎるとユーザーが途中で離脱してしまう可能性が高くなってしまいます。そのため、初回アクセス時の画面フローはデザイン制作の中でも特に注意して作成しなければなりません。User Onboardingでは世界の有名サービスを例にしてUI/UXの解説が行われているため、優れたアイデアも数多く紹介されており、色々と勉強になることが多いです。
サイト内の言語はすべて英語ですが、イラストや図も入っているので少し英語の知識があれば内容を理解することができますよ。
解説されているサービス一覧
2017年10月現在、下記サービスの解説が掲載されています。利用したことがあるサービスも多いのではないでしょうか?
- Apple Music
- Asana iOS
- Ashley Madison
- Basecamp
- Buffer
- Dropbox
- Duolingo
- Eventbrite
- Evernote
- Foursquare
- GetResponse
- Gmail
- Headspace
- Hillary 2016
- Hillary 2016, pt 2
- Hulu
- IF by IFTTT
- Inbox by Gmail
- InVision
- Kickstarter
- Kimoji
- LessAccounting
- LiveChat
- Mailbox for Mac
- Meetup
- musical.ly
- Netflix
- OkCupid
- Optimizely
- Oregon SNAP
- PayPal
- Peach
- Periscope
- Quartz
- Quora
- Rdio
- Shopify
- Skype
- Slack
- Slingshot
- Snapchat
- Sticker Mule
- Super Mario Run
- Super Mario Run, pt 2
- TIDAL
- Timehop
- Trello
- Tumblr
- United Airlines
- Unroll.Me
- Vimeo
- Virgin America
- Waze
- Yo
- Zendesk
まとめ
User Onboardingで色々と見ていると、有名サービスのUI/UXも意外と突っ込みどころが色々とあることに気づきますね。逆に言うと、しっかりと力を入れても完璧なUI/UXを作ることは難しいということです。
スタートアップや個人で作成しているサービスはリソースも十分ではない事が多いのでUI/UXを疎かにしがちですが、サービスを利用するのはあくまでユーザーなので、UI/UXこそしっかりとリソースをかけて力を注ぐべき要素なのではないでしょうか。
User OnboardingでUI/UXについて学んで、サービス制作に活かしてみてください!